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流動比率・当座比率

2010 年 6 月 15 日 admin Comments off

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流動比率は、流動資産を流動負債で割ったものであり、短期の負債に対する企業の支払い能力や、企業の財務が安定しているかどうかを判断するための指標です。流動比率が100%であれば、1年以内に支払不能に陥る確率はまずないといえます。

 一般的には、流動比率は200%以上であることが望まれていますが、120%以上あれば安心です。
 流動比率を改善させるためには、固定資産を減らして流動資産を増やすこと、長期借入金や社債などの固定負債を増やして現金を増やすこと、増資によって資本を増やすことなどの方法があります。

 流動比率が100%に満たない企業も多数ありますが、金融機関の支援が得られている場合は問題ありません。現金を持ちすぎるとM&Aの対象になってしまうため、意図的に流動比率を低めにしている企業もあります。

 当座比率は、流動比率を補足する指標で、当座資産を流動負債で割ったものであり、流動比率より短期で、且つ緊急時の支払い能力を見るための指標です。当座資産は100%以上であるのが理想ですが、90%以上あればまずは安全です。

 当座資産とは、流動資産のうち、特に換金性が高いものを指します。例えば、現金をはじめ受取手形・売り掛け金・有価証券などが当座資産になります。流動比率には現金化に時間がかかる在庫などが含まれていますが、当座比率はすぐに現金化が可能なものだけなので、流動比率よりも厳しく支払能力を判断することが可能です。