ECRとは
2010 年 6 月 15 日
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ECRとは、「efficient consumer response 」の略であり、「効率的消費者対応」と訳されます。
消費者のニーズに対応するため、食品や日用品の流通で、小売店やメーカー・卸売業者などが情報を共有し、物流にかかる時間を短縮させ製品補充・販売促進・在庫削減・品揃えの充実などを効率化する手法のことです。
ECRは1992年にアメリカの食品産業界で誕生し、日本で注目され始めたのは衣料品業界がクイックレスポンスの手法を取り入れ始めた1993年ごろからで、食品の流通業者や食品メーカーなどが次々に研究を始めました。
ECRの課題は、「チェーン」と呼ばれる小売店・卸売業者・メーカーの運営効率をいかに向上させるかということです。そのため、チェーンを構成している企業には、経営情報の公開などを含んだ細かい情報の共有や強力なパートナーシップが要求されています。
ECRには、CAO(computer automated ordering)と呼ばれる補充量の自動計算装置やCRP(continuous replenishment program)と呼ばれる継続的に商品を補充するためのシステムなど、さまざまな情報技術が必要であり、ECRを実現させるためには大規模なコンピューターネットワークの形成や、EDIの導入が必要になります。そのほか、「カテゴリ・マネジメント」という、売上データをもとに陳列棚単位での収益を計算し、品揃えを改善する手法にも注目があつまっており、分析用のソフトウェアの開発が次々に行われています。
日本では、食品業界を中心に、通産省の外郭団体である「流通システム開発センター」を中心にECRへの取り組みが行われています。
タグ: CAO, ECR, ニーズ, マネジメント, 効率, 消費者, 販売促進