レアメタル(rare metal)とは
レアメタルの意味
レアメタル(rare metal)とは、非鉄金属のうち産業界での流通量や使用量が少なく稀少な金属のことで、「希少金属」とも呼ばれます。
レアメタルに含まれるものには、希土類(レアアース)の他、リチウム・ベリリウム・ホウ素・チタン・バナジウム・クロム・マンガン・コバルト・ニッケル・ガリウム・ゲルマニウム・セレン・ルビジウム・ストロンチウム・ジルコニウム・ニオブ・モリブデン・パラジウム・インジウム・アンチモン・テルル・セシウム・バリウム・ハフニウム・タンタル・タングステン・レニウム・白金・タリウム・ビスマスがあります。
レアメタルの利用方法について
レアメタルは主にステンレス鋼・耐熱材などの構造材への添加、半導体レーザー・発光ダイオード・ニッケル水素電池・永久磁石などの電子・磁性材料、EDレンズや光学ガラスなどの機能性材料などに利用されています。
価格とコスト
レアメタルは稀少であるため採掘と精錬のコストが高い・単独として取り出すために高い技術が必要である・金属の特性から製錬のコストが高いなどの特徴があり、流通規模が小さいため公正な市場価格の形成が難しく、商品取引所には上場していません。レアメタルの取引の指標となっているのは金属専門雑誌や経済紙などの他、インターネットの情報のみであり、透明性や即時性に乏しいことが問題となっています。
取引相場
レアメタルの取引価格相場は、用途が限られていること・他の金属で代替できること、国家レベルでの価格抑制策が打たれることがあることなどの理由で長期間低く抑えれれてきており、取引量も少なく抑えられています。
レアメタルの主な産出地は中国・アフリカ諸国・南北アメリカ・ロシアなどです。各国のレアメタル消費量が拡大するにつれ、安定供給に対する関心が高まり、使用済み金属スクラップを回収してリサイクル活動を行う業者が増えてきています。